防災危機管理者とは
防災危機管理者とは、各種災害に対して十分な意識・知識・技能を持ち、常時の備え、災害発生直後の初動、避難誘導、人命救助さらに災害発生後における復興活動、事業継続のためのリーダーとしての知識や技能を備えた、「一般社団法人教育システム支援機構」で認められた人のことを言います。
「防災危機管理者」は、地震、風水害、その他の自然災害さらには最近とりわけ顕在化してきている犯罪やそのセキュリティ対策、場合によっては対企業テロなどのリスクに対応できるプロをめざすものとして位置付けされています。
防災危機管理者の役割り
日々の備えと災害時の自助、そして共助のリーダーとして、自分自身や家族を守ることはもとより、地域や職場等において災害時に備えて安全対策にあたるほか、日々の防災意識の啓発や救急救命等の知識と技術の練磨にあたります。
さらに災害の発生に際しては、避難や救出・救命、あるいは避難所におけるリーダー的な役割を担い、公的な組織や被災者の方々と協働し被災後のケアから近隣地域・会社や家庭の復興を導く役目を担います。
職場で期待される資格として
また、職場における危機管理マネジメントBCP（事業継続計画）管理者として防災危機管理者は平時に練磨した防災全般にわたる知識と技術を災害現場はもとより、それぞれの地域や職場で、復旧や事業継続のためのリーダーとして活躍することで、自ずと社会全体から、価値ある存在として高い評価を受けるものと期待されます。
つまり、防災危機管理者は、家族、友人、社員、地域住民など身近な大切な方々を守ることを真摯に考える方、どのような職業の方、家庭や家族、地域社会を守る意志のある方に取得していただきたい資格と言えます。
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