日本国内で過去に発生した河川災害・豪雨災害を時系列で並べました。
■台風での被害発生状況(1982年以降の主なもの)
災害内容 | 人的被害 | 住家被害 | |||
---|---|---|---|---|---|
死者 行方不明者 |
負傷 | 損壊 | 浸水 | ||
平成28年台風第10号による 北日本での豪雨災害 |
2016年08月21日~31日 | 27 | 全壊447棟 半壊2243棟 |
床上浸水336棟 床下浸水1341棟 |
|
平成25年台風26号による 伊豆大島土石流災害 |
2013年10月16日 | 43 | 130 | ||
平成27年9月 関東・東北豪雨による 鬼怒川等の洪水被害 |
2015年9月9日~11日 | 8 | 全壊75棟 半壊3851棟 |
床上浸水3147棟 床下浸水8998棟 |
|
平成26年8月豪雨による 広島市の土砂災害 |
2014年8月20日 | 74 | 44 | 全壊133棟 半壊122棟 |
床上浸水1301棟 床下浸水2828棟 |
平成24年7月 九州北部豪雨 |
2012年 7月11日~14日 |
24 | |||
紀伊半島豪雨 | 2011年08月25日~09月05日 | 98 | 113 | ||
台風15号 | 2011年09月12日~22日 | 18 | 337 | ||
平成23年7月 新潟・福島豪雨 |
2011年 7月26日~7月30日 |
4 | 7 | 全壊17棟 半壊2棟 |
床上浸水1660棟 床下浸水6222棟 |
台風9号 | 2010年09月04日~08日 | 静岡県小山町と神奈川県山北町で 激甚災害(局地激甚災害)指定 |
|||
台風18号 | 2009年10月06日~09日 | 6 | 133 | 2,387 | 3,310 |
台風9号 | 2009年08月08日~11日 | 28 | 29 | 1,173 | 5,217 |
平成21年7月 中国・九州北部豪雨 |
2009年 7月19日~ 7月26日 |
31 | 55 | 全壊45棟 半壊86棟 |
床上浸水2180棟 床下浸水9229棟 |
平成20年 8月末豪雨 |
2008年 8月26日~ 8月31日 |
3 | 7 | 全壊6棟 半壊7棟 |
床上浸水3,106棟 床下浸水19,354棟 |
東京都豊島区 下水道工事増水 |
2008年8月5日 | 5 | |||
台風13号 | 2006年09月15日~20日 | 11 | 556 | 9,251 | 934 |
台風14号 | 2005年09月03日~08日 | 29 | 179 | 7,452 | 21,160 |
平成16年台風第23号 兵庫県豊岡市 河川決壊 等 |
2004年10月17日~21日 | 99 | 704 | 19,235 | 54,850 |
台風21号 | 2004年09月24日~30日 | 27 | 95 | 3,068 | 19,153 |
台風18号 | 2004年09月04日~08日 | 47 | 1,364 | 57,466 | 10,026 |
台風16号 | 2004年08月26日~09月02日 | 18 | 285 | 8,627 | 46,581 |
平成16年7月 福井豪雨 |
2004年7月18日 | 5 | 全壊69戸 半壊140戸 |
14,172戸 | |
平成16年7月 新潟・福島豪雨(7.13水害) |
2004年7月13日 | 16 | 全壊70棟 半壊5,354棟 |
||
台風15号 | 2003年09月18日~25日 | 11 | 9 | 191 | 1 |
台風10号 | 2003年08月06日~10日 | 20 | 93 | 708 | 2,253 |
台風14号 | 2000年09月08日~17日 | 11 | 103 | 609 | 70,017 |
6.29豪雨災害 | 1999年6月29日 | 36 | |||
山陰豪雨(昭和58年7月豪雨) | 1983年7月23日 | 117 | 193 | ||
長崎大水害 | 1982年7月23日 | 299 |
このように地震災害と比較し、
(1)毎年にように
(2)地域に隔たり無く
台風、豪雨による河川災害、土砂災害が発生していることが分かります。
被害を防ぐには
(1)人的被害を防ぐには
早めに情報収集し台風や豪雨のピークになる以前に安全な場所へ移動する。
・安全な場所・・とにかく河川や山から離れること。(地域指定の避難場所、都会の家族の元へ、平地の旅館やホテルに行くなど)
自宅で台風や豪雨をやり過ごす場合は、決して外出などせずに安全が確認できるまで自宅に留まる。山が背後にある場合は、できるだけ山から離れた場所で過ごす。夜でも電灯はつけたままで寝る。
(2)資産の被害を防ぐには
家の雨戸はしっかり閉める。飛ばされやすい屋外に保管してあるものは屋内に移動させる。河川や山の近くに停めた自家用車は高台で平地の場所へ移動する。
(3)準備するもの
台風被害、暴風雨被害は災害の中でも「事前に想定可能な災害」なため被害や損害を軽減することは十分に可能な災害です。
まずは、飲食として数日分の食料と水、ガス供給が止まる可能性も考えカセットコンロと予備ボンベ。
次にインフラとして、停電を予想し、懐中電灯やランタンと予備の電池(ロウソクは火事の可能性もあるので取り扱いは十分注意する)、携帯電話・スマートフォンへ充電する予備バッテリー、
最後に情報収集手段として、停電でテレビの視聴が出来なくなった場合に備え、ラジオと予備の電池。
命あってのことですので、最大限の注意を払って準備と行動を行うことが大切です。
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